今日は、十国峠に行ってきました~。
★十国峠
十国峠とは、静岡県東部の熱海市と函南町を結ぶ峠(標高 774m)。
十国峠の名前は、昔の国名で、
「伊豆・駿河・遠江・甲斐・信濃・相模・武蔵・上総・下総・安房」
の十の国がここから見渡せたことに由来しているとのこと(現在の静岡県・山梨県・長野県・神奈川県・東京都・千葉県)。
なお、十国峠山頂には、
・伊豆箱根バス(熱海駅発)や車で十国峠登り口まで行き、そこから十国峠ケーブルカー or 徒歩
・最寄り駅の来宮駅から徒歩
などで行くことができます。
また、十国峠は、昨年(2022年)に大幅なリニューアルが行われ、2022年8月11日に、
・展望テラス「PANORAMA TERRACE 1059(パノラマテラス1059)」
・「TENGOKU CAFÉ(天国カフェ)」
が山頂エリアに新たにオープンしたようです
※ケーブルカーも2023年2月23日より、新デザイン車両での運行が開始。
▼「箱根 十国峠 公式サイト」より拝借
さて、十国峠には電車で行き、最寄り駅であるJR伊東線の来宮駅には6:32に到着
来宮駅からは徒歩で、十国峠山頂を目指して登りました(来宮駅から十国峠山頂までの距離は、約8.2km)
※熱海駅から十国峠登り口まで伊豆箱根バスで行こうとも思いましたが、本数が少なく、朝の早い時間帯の便が無いので却下。
なお、来宮駅から十国峠山頂までは、ひたすら上り坂が続き(思っていた以上に勾配も急でしたww)、結構キツかったですが、ほぼノンストップで登り切り(約90分)、8時頃に十国峠山頂に到着
ちなみに、前日の夕方〜夜にかけて、箱根周辺などでは降雪があったようで、登っている途中から雪景色に変わりました
山頂に到着すると、山頂エリアの展望テラスからは、
富士山
が目の前にど~ん!と裾野までキレイに見えて(とにかくデカい!!)、あまりの素晴らしさに感動しました
※山頂エリア全体が凍結していて、スケートリンク状態だったため、転ばないように、歩く時は摺り足でゆっくり歩きました(汗)
文豪の太宰治も、『富嶽百景』で、
「十国峠から見た富士だけは、高かった。あれは、よかった。はじめ、雲のために、頂きが見えず・・・(中略)、私が、あらかじめ印(しるし)をつけて置いたところより、その倍も高いところに、青い頂きが、すっと見えた。」
と書いているように、十国峠からの富士山を実際に目の前で見ると、本当に素晴らしかったです
※写真だけだと伝わりづらいですが、ホントに素晴らしい!!
あと、富士山以外にも、
・駿河湾
・相模湾
・伊豆七島
・房総半島
・南アルプス
が見渡せるなど、360度の大パノラマが広がっていて、まさに絶景でした
※東京スカイツリーも見えました!
また、山頂の展望テラスにはウッドデッキやベンチがあり、ウッドデッキには、
ハンモック
が設置されていたりと、絶景を眺めながら、のんびりできる場所になっていました
※今日は風がほとんど無く、あまり寒くなかったです♪
絶景を堪能した後は、山頂エリアの中央にある、
「TENGOKU CAFÉ(天国カフェ)」
に入店し、1059モンブランを食べました(絶品でした!)
※ドリンクは、ホットカフェラテ♪
ちなみに、天国カフェの2Fは展望室になっていて、天国カフェで食事をした後は、2Fからの景色を眺めたりして過ごしました
※ケーブルカーが行き来する様子がよく見えました!
十国峠山頂には約3時間半滞在
それから、ケーブルカーで十国峠登り口に降りて、レストハウスの森の駅「箱根 十国峠」の中にある食事処で、ちからうどんを食べました
その後は、十国峠登り口(バス停)から伊豆箱根バスに乗って熱海駅で降り、熱海駅から電車に乗って帰りました
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今日は天気が良く、来宮駅から十国峠山頂まで約90分かけて、延々と続く上り坂を頑張って登った甲斐があって、雲一つないキレイな富士山の姿を拝むことができて最高でした
機会があったら、また十国峠に登りたいと思います