昨日(1/20)は、房総のむらに行ってきました~。
★房総のむら
房総のむら(千葉県印旛郡栄町)は、江戸時代後期から明治時代初期の房総地方の町と村を自然環境を含めて再現している博物館。
館内は、「ふるさとの技体験エリア」&「歴史と自然を学ぶ風土記の丘エリア」の2つに分かれており、
「ふるさとの技体験エリア」には(管理棟を除き、有料)、
・千葉県会議事場(管理棟)
・武家屋敷
・農家(上総・下総・安房)
・農村歌舞伎舞台
・水車小屋
・商家の町並み
「歴史と自然を学ぶ風土記の丘エリア」には(風土記の丘資料館・復元竪穴住居を除き、無料)、
・風土記の丘資料館
・復元竪穴住居
・文化財建造物(旧御子神家住宅・旧平野家住宅・旧学習院初等科正堂)
・古墳群
があり、商家の町並みや農家では、実演や体験プログラムが実施されています(炭焼き、煎餅焼き、茶の湯など)。
※風土記の丘資料館は、改修工事のため、見学不可(2023年1月現在)
なお、房総のむらは、2012年5月にリリースされた乃木坂46の2ndシングル『おいでシャンプー』MVのロケ地で、撮影ロケは、2012年3月18日に、
・千葉県会議事場(管理棟)
・旧学習院初等科正堂(文化財建造物)
などで行われた模様
※乃木坂46の2ndシングル当時の選抜&アンダーメンバー(計33名)は、既に全員が卒業済
ちなみに、『おいでシャンプー』MVの撮影ロケは、房総のむらだけではなく、東京都豊島区にある重要文化財の自由学園明日館講堂でも行われたようです。
乃木坂46「おいでシャンプー」PVで大胆ダンス披露 http://t.co/4nwvWMVZ
— 音楽ナタリー (@natalie_mu) April 12, 2012
さて、房総のむらには電車で行き、下総松崎駅から徒歩20分くらいで到着(11年振り2度目の訪問)
まずは、房総のむら入口の手前にある、『おいでシャンプー』MVのロケ地の1つ、千葉県会議事場(管理棟)へ。
千葉県会議事場は、明治13年~44年(1880~1911)まで使用された2代目の県会議場の外観を再現したという建物。
なお、『おいでシャンプー』MVの撮影ロケは、この建物の内部と外部で行われたようですが、内部は事務室のため見学不可ということで、外観のみを見学しました
ちなみに、内部の入口付近(玄関?)は、ロケ写真館になっており、
・房総のむらでの撮影ロケ時の写真(ドラマなど)
・訪れた有名人のサイン色紙
などが展示されていて、そこは見学可能でした
※『おいでシャンプー』MV撮影時の写真は以前は展示されていたみたいですが、今はありませんでしたww
そして、入場料(300円:JAF会員証を提示で20%引きの240円)を払って、「ふるさとの技体験エリア」のそれぞれの施設を見学しました
【武家屋敷】
江戸時代後期に建てられたという佐倉藩の中級武士の家を再現。
【農家】
江戸時代中期~江戸時代末期の上総、下総、安房地方の農家を再現。
▼上総の農家
▼下総の農家
▼安房の農家
【水車小屋】
江戸時代末期の水車小屋を再現。
【農村歌舞伎舞台】
千葉県成田市(旧香取郡大栄町前林地区)の歌舞伎舞台を再現。
【商家の町並み】
佐原などの古い町並みを参考に、16軒の店先のほか、旅館の外観を再現した総屋(総合案内所)の計17軒の建物で町場の景観を再現。
▼総屋(総合案内所)
▼めし屋(かどや)
▼そば屋(いんばや)
▼小間物の店(くるり)
▼呉服の店(上総屋)
▼辻広場(火の見櫓)
▼酒・燃料の店(下総屋)
▼薬の店(佐倉堂)
▼川魚の店(かとりや)
▼瀬戸物の店(すゑや)
▼鍛冶屋(夷隅屋)
▼木工所(長柄屋)
▼畳の店(安房屋)
▼細工の店(きよすみ)
▼紙の店(平群屋)
▼本・瓦版の店(葛飾屋)
▼お茶の店(山辺園)
▼菓子の店(あまはや)
「ふるさとの技体験エリア」を見学した後は、「歴史と自然を学ぶ風土記の丘エリア」に行き、それぞれの施設を見学しました
【旧御子神家住宅(国重要文化財)】
南房総市(旧丸山町)に、安永9年(1780)に建てられたという中規模農家。
【旧平野家住宅(県指定有形文化財)】
富津市に寛延4年(1751)に建てられたという名主の農家。
【旧学習院初等科正堂(国重要文化財)】
西洋建築のデザインを取り入れながら、日本の伝統的な木造建築の技術で明治32年(1899)に造られたという学校建築。
なお、この建物は『おいでシャンプー』MVのダンスシーンの撮影ロケ地で、撮影はこの建物の内部で行われたようなので、内部に入ってみると(見学可能)・・・、
まさに、
『おいでシャンプー』MVの世界
に入り込んだかのような感覚になりました
なるほど、ここでダンスシーンの撮影が行われたんですね
内部を見学していると、時を超えて、メンバーが『おいでシャンプー』のダンスをしている光景が目に浮かびました(見える、ハッキリと見えるっ! 笑)
【古墳群】
115基の古墳で構成(敷地内には78基が保存)。
それから、「ふるさとの技体験エリア」に戻り(再入場)、商家の町並みにあるそば屋(いんば)で、
かみなりうどん(大盛)
を食べました(めちゃめちゃ美味しかったです!)
ちなみに、かみなりうどんとは、江戸時代後期の料理本『素人包丁三編』に掲載されたという料理の1つ。
豆腐やその他の材料を油で炒めたものをうどんの具にしていて、「かみなり」は油で具を炒りつける音の例えと考えられているようです
なお、豆腐以外の材料は好みのものを使うように記されているらしく、房総のむらでは豆腐以外に、
・木耳
・干し椎茸
が入ったヘルシーなうどんになっていました
また、かみなりうどんを食べた後は、お茶の店(山辺園)に行き、
くず餅
を食べました(絶品でした!)
※ドリンクは、ホットコーヒー♪
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房総のむらには、約4時間半滞在。
その後は、房総のむらの近くにある天然温泉「大和の湯」に行き(初訪問)、1時間くらい入浴してから帰りました
※黒湯の天然温泉で、とても気持ち良かったです!
ちなみに、大和の湯は、
「ホントにこの道の先に温泉施設があって、温泉が湧いてるの?」
と思うようなところにあり、大和の湯の目の前は、周囲180度の田んぼビューになっていて、まさに秘湯でした
▼アソビューより拝借(大和の湯の大浴場)